家が浸水してしまった時はどうすればいいの?水害時にやるべき対処法を解説!

近年、線状降水帯によって今まで経験したことのない記録的な豪雨が多く発生していますね。「備えておかなきゃ…」と心では思っていてもなかなか行動できないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この際に河川の氾濫などによって水災に遭ってしまうことを想定して、いざという時に後悔しないよう物や心も備えておくと安心です。

まずは早めに安全な場所へ避難をし、命の安全を確保することが第一。今回は、河川の氾濫などにより家が浸水し水が引いた後に対処することになる「もしも家が浸水してしまったらどうすればいいのか」について解説していきます。

 

家が浸水したらやるべき対処法

①漏電・ガス漏れの有無の確認
まずは家の安全を確認します。ガス栓を閉めガスのニオイがしないか漏れの有無を確認しましょう。ブレーカーが「切」になっている場合「入」にしてもすぐ「切」になる場合漏電している可能性があります。漏れがある場合はすぐに電力・ガス会社へ連絡しましょう。

 

②写真撮影をして被害が証明できるよう証拠を残す
保険の請求や公的支援などを受けるためには「り災証明書」を市町村役場から発行してもらうことになります。その際には、被災した状況の写真が証明として必要になりますので忘れずに撮影を行いましょう。

家が浸水したらどうする?り災証明書

 

③使えなくなった物・泥の撤去
使えなくなった家具や畳などを屋外へ搬出し床や壁等を水道水で洗い流します。床下に溜まった泥もバケツやポンプで排水し水洗浄を行いしっかりと乾燥させます。

泥水は下水の逆流やカビの繁殖等によって汚染されているおそれがあり感染症の危険性が高まります。そのため身の安全が確保できる服装で作業をしましょう。長袖・長ズボン・長靴・ゴム手袋・マスク・保護メガネで作業し熱中症にならないようこまめに休息・水分補給をしましょう。

 

④消毒
洗浄後は感染症対策のために水で薄めた次亜塩素酸ナトリウム(ハイター)で雑巾がけをし消毒を行います。色あせや金属の腐食が心配な素材にはアルコールを使用します。下水の逆流などの汚染のおそれがない雨水や水道水などの場合は消毒作業は不要です。

 

⑤修繕
一度水に浸かってしまった断熱材や石膏ボード、畳などは取り替えが必要になります。壁の内部がどの程度濡れているのかを壁の1部を剥がして確認します。濡れたまま放置するとカビが発生したり、柱が腐食し家の強度が低下してしまう恐れもあるため修繕を業者に依頼しましょう。

家が浸水したらどうする?断熱材

 

 

下水から逆流した汚水が混入している可能性のある泥水はとても不衛生なため、浸ってしまった食器や衣類などは全て殺菌消毒する必要があります。衣類は熱湯で10分以上漬け置き、食器や浴槽等には水で薄めた次亜塩素酸ナトリウム(ハイター)で消毒を行います。金属類にはアルコールで消毒を行いましょう。

 

家が浸水してしまった場合、なるべく早急に水分を取り除くことで家のダメージが最小限に抑えられます☝

水害が発生した場合、迅速に適切な対応が必要になるため日頃からいざという時のための備えをしっかりとしておき安心な暮らしを送って下さいね😊

 

 

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