着工から完成までの流れ
(工期:10〜15日程度)
足場は高所での作業性を高めて、工事の品質と作業員の安全を確保するために設置致します。
足場の組立が完了しましたら、高圧洗浄時の水飛沫や塗料の飛散を防止するためのメッシュシートを張りめぐらせます。
仮設足場を組み立てる際は、金属製の足場材をハンマーで叩くので、どうしても大きな音が出てしまい騒音となってしまいます。
近隣の方にはご迷惑をお掛けすることになりますので、着工前に近隣の方々にその旨の説明とお詫びを伝えるために訪問して、ご理解とご協力をお願い致します。
高圧洗浄機でお住まいを丸洗いして表面に付着したカビ、コケなどの汚れを落とします。
この工程は水を使っての作業なので、雨であっても作業致します。
洗浄機は通信販売やホームセンターなどで販売しているものよりも水圧の強い業務用のものを使用して、仕上がりや耐久性等の工事品質に関わる汚れが残らないようにしっかりと塗装面を洗浄致します。
飛散防止のメッシュシートを取り付けていても、ご近隣に水飛沫が飛散する可能性がありますので、この作業を行う間はお施主様はもちろんのこと、近隣の方にも洗濯物を外に干すことをご遠慮いただいてトラブルの防止に努めております。
外壁のひび割れ(クラック)や傷・すき間・剥がれ・等の状態に合わせて専用補修材や防水材、パテを使用して塗装面の補修を行います。
金属部分を塗装する場合は劣化やサビを研磨して除去する「ケレン」を行い、塗装面を綺麗にした後に錆止めを塗布します。
また、外壁がサイディングの場合には目地のシーリング(コーキング)を打ち替え(古いものを剥ぎ取って再施工)や増し打ち(既存の上に重ねて施工)を行うことが一般的です。
玄関ドア、各部屋の窓サッシ、エアコンの室外機や給湯器など塗装を行わない部分に塗料が付いてしまうことを防ぐために、ビニールやテープなどで覆い保護します。
また、外壁と軒裏や外壁とひさし屋根など塗装する色を変える場合や、素材の違いにより使用する塗料の種類を塗り分けする場合に境目の線を綺麗に仕上げる役割も担っています。
下塗りは下地の強化や中・上塗り塗料との密着性の向上と色むら防止、吸い込み止めの目的で無色透明や白色のシーラーやフィラー、プライマーと呼ばれる下塗り専用の塗料で行います。
主な役割はこの後に塗る塗料を密着させる事です、塗料を密着させる接着剤のようなものとお考えください。
耐久年数にも関わる大事な部分ですので、下塗りに使用する材料は塗装する部分の材質や状態によって適切なものを選ぶことが大切です!
この工程からお客様が決められた塗料(色)を使用しての塗装になります。
中塗り工程は1回目に塗装をした”下塗り材”をコーティングする目的と、3回目の上塗りの下地としての役割があります。
2, 3回目に同じ塗料を使い塗装を行うのは塗膜(塗装)の厚みを増し、耐久性を上げるためと、綺麗にムラなく仕上げるためです。
外壁塗装を行うときには、ほとんどの場合は雨樋、破風板、鼻隠しなどの部分も塗装致します。
樹脂製の雨樋は長い年月紫外線を受ける事によって劣化(硬化)していき、色が薄くなるだけでなく破損や外れたりしてしまいます。
雨樋も塗装することにより劣化を防ぎ長持ちさせることができるのです。
雨樋、破風板、鼻隠し共に劣化や破損が著しく、塗装では耐久性を維持することが出来ないと思われる場合は、修繕や取替のご相談をさせていただきます。
足場を撤去した後に、しっかりと清掃を行い工事完了です。
当社は、工事が完了したからといってそれで終わりではありません。
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