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輸入住宅が腐食…原因は“湿気がたまる壁構造”|Sto(シュトー)で外壁リフォーム

南部町I様邸外壁リフォーム

西伯郡I様邸の外壁リフォームを施工させていただきました😊

「外壁の劣化が気になってきました…」今回のお客様から最初にいただいたご相談は外壁の劣化についてでした。

お住まいは、サイディング(板状の外壁材)部分モルタル部分が組み合わさったデザイン性の高い素敵な輸入住宅でした。
経年劣化によってサイディング部分の剥がれや傷みが見られる状態だったため、修繕し最終仕上げとして高機能塗り壁材「Sto(シュトー)」を施工したいというご依頼でした。

Sto(シュトー)とは、ドイツ生まれの塗り壁材で高い透湿性超撥水性能を持つ外壁材です。外からの雨水を防ぎながら壁内部の湿気は逃がしやすい特徴があり“呼吸する壁”とも呼ばれています。さらに、汚れにくさやデザイン性にも優れており近年は高性能住宅や輸入住宅でも注目されている外壁材です。

今回、施工を行うため劣化したサイディングを撤去すると外からは見えなかった問題が発覚しました。壁内部の広範囲に腐食が発生していたのです。

そのため予定していた外壁リフォームに加え、急遽内部の腐食部分も修繕する工事を施工させていただきました。その他、金属製だった窓も断熱性能の高い樹脂窓へ交換し、防水・断熱・耐久性まで見直したことでこれから先も長く安心して快適に住み続けられるお住まいが実現しました。


【施工前】サイディングを撤去して分かった内部腐食

今回のお住まいは、輸入住宅でおしゃれな洋風の住宅でした。通常外壁は同じ建材ですべての外壁を覆いますが、こちらのお住まいは、正面側・裏面側の中央部分にサイディング、残りの両端部分はモルタル両側面は全面モルタルを採用した外観デザインとなっており、正面のサイディング部分には大きな剥がれが発生していました。

南部町I様邸外壁リフォーム施工前

外壁を確認していく中で全体に劣化が見られたほか、色が違って見える箇所がありました。

南部町I様邸外壁リフォーム施工前

このような色の違いは経年劣化による色あせだけでなく、部分補修塗り替えの時期の違いによって発生することがあります。
特に日当たりや雨の当たり方によっても劣化具合が変わるため、同じ外壁でも色ムラが目立ってくるケースもあります。

南部町I様邸外壁リフォーム施工前

また、こちらのお住まいは正面・裏面の屋根の張り出し部分(軒)が非常に少ない設計の住宅でした。

南部町I様邸外壁リフォーム施工前

最近は、軒ゼロ住宅キューブ型住宅など軒がないスタイリッシュなデザインの住宅が人気ですが、その一方で外壁へ直接雨が当たりやすくなるため防水設計外壁材選びがとても重要になります。今回の住宅では、軒がほぼない構造のため屋根瓦から雨水が伝って壁面へ入り込み、長年少しずつ内部へ影響し外壁が剥がれてしまった可能性がありました。

もちろん、軒が少ない住宅そのものに問題があるわけではありません。ただ、軒が少ない住宅では、雨仕舞いシーリング防水施工の精度がより重要になります。特に日本海側のように雪や湿気が多い地域では、「湿気をため込みにくい壁づくり」が住宅の耐久性に大きく関わってきます。

南部町I様邸外壁リフォーム施工前

今回は、そんな問題を踏まえ外壁の破損全体的な劣化のお悩みを解決するリフォームを行っていきます。

早速、剥がれ落ちた部分を修繕するため外壁を撤去すると、内部の広い範囲で腐食が発生していました。

南部町I様邸外壁リフォーム施工中

こちらのお住まいは、「直貼り工法」で施工されていました。昔の住宅一部の輸入住宅では「直貼り工法」という建築工法が広く採用されていました。これは、防水シートの上から外壁材を直接施工する工法で、工期やコストを抑えやすいメリットがありました。

しかしその一方で、壁内部に湿気がこもりやすく、内部結露によるカビ木部腐食などのリスクが問題視されるようになりました。そのため、この問題を改善し現在主流となっている建築工法が「通気工法」です。

南部町I様邸外壁リフォーム工法比較

通気工法は、壁内部に空気の通り道(通気層)を設けることで、万が一壁内部へ湿気や雨水が侵入しても乾燥しやすくする仕組みです。

今回のお住まいは直貼り工法だっため、軒のない屋根瓦を伝った雨水が壁内部へ入り込み、長年少しずつ木部に浸透し続け腐食したことが劣化の要因となっていました。

南部町I様邸外壁リフォーム施工中

本来であればこのリフォームの機会に壁内部へ通気層を設ける「通気工法への改修」を検討したいところでしたが、軒の出が非常に少ない構造上、十分な通気層を確保することが難しい状況でした。

そこで今回施工させていただいたのが、高い透湿性能を持つ外壁材「Sto(シュトー)」です。

Stoは、外からの雨水を防ぎながら壁内部の湿気は逃がしやすい特徴を持つ塗り壁材です。湿気をため込みにくい“呼吸する壁”として、今回のような住宅に適した外壁材の一つとして施工させていただきました。


2×4住宅ならではの慎重な構造補修

今回のお住まいは、2×4(ツーバイフォー)工法の輸入住宅でした。2×4住宅は、柱だけではなく壁で建物を支える構造になっています。そのため、腐食した部分を単純に撤去すると支えがなくなり建物の維持が難しくなります。

南部町I様邸外壁リフォーム施工中

こういった場合は、建物をジャッキアップし支えながら慎重に施工を進めることが重要になります。腐食部分を撤去時に支えによって建物の強度を確保したうえで新しい構造用合板(壁)を施工し外壁を再構築していきます。

南部町I様邸外壁リフォーム施工中

今回特に腐食が進んでいたのが勝手口付近でした。サイデイングを剥がしていくと柱がボロボロと砕け空洞状態になっていました。

南部町I様邸外壁リフォーム施工中

南部町I様邸外壁リフォーム施工中

こちらもしっかりと修繕していきましょう!まずは腐食した部分をすべて撤去していきます。

南部町I様邸外壁リフォーム施工中

南部町I様邸外壁リフォーム施工中

腐食が及んでいない箇所まですべて撤去した後は、新しい壁面を再建していきます。

南部町I様邸外壁リフォーム施工中

南部町I様邸外壁リフォーム施工中

南部町I様邸外壁リフォーム施工中

南部町I様邸外壁リフォーム施工中

構造用合板を施工したあと防水シートを張り、壁の下地が復旧しました。

南部町I様邸外壁リフォーム施工中

今回かなり広い範囲で腐食が見られました。すべて壁面を修繕していきます。

南部町I様邸外壁リフォーム施工中

南部町I様邸外壁リフォーム施工中

南部町I様邸外壁リフォーム施工中

構造用合板を施工後、防水シート・ラス網(左官材の下地)・モルタル(下地)を施工していきます。

南部町I様邸外壁リフォーム施工中

左官職人ひと塗りひと塗り細かい部分も丁寧に仕上げていきます。

南部町I様邸外壁リフォーム施工中

南部町I様邸外壁リフォーム施工中

モルタル施工後は、Stoベースコート→Stoメッシュ→Stoベース→Stoプライマーという手順で4回の塗布施工にて下地調整を行います。

今回、家の両側面や正面・裏面の一部のモルタル部分については解体調査時に下地腐食が確認されなかったため、既存下地を活かしながら施工していきます。カップ掛け(凹凸をなくし平らにする)カチオン処理(密着性を高める塗料の塗布)によって下地を調整した後、サイディングだった部分と同様にStoベースコート→Stoメッシュ→Stoベース→Stoプライマーを行い下地調整を行います。

 


最終仕上げは高機能塗り壁材「Sto(シュトー)」

いよいよ仕上げ材の登場です!今回施工させていただいた「Sto(シュトー)」は、ドイツ生まれの高機能塗り壁材です。

南部町I様邸外壁リフォーム施工中

ヨーロッパを中心に世界中で採用されており、高い透湿性能超撥水性能汚れにくさ優れた耐久性などを兼ね備えた外壁材として注目されています。

Sto最大の特徴とも言えるのが「透湿性」です。これは、外からの雨水は防ぎながら、内部の湿気は逃がしやすいという性能のことです。今回のお住まいのように、直貼り工法では壁内部へ湿気がこもることで木材腐食やカビ、劣化進行につながるため「湿気をため込まないこと」は住宅の耐久性において非常に重要なポイントです。

南部町I様邸外壁リフォーム施工中

また今回採用したのは「ロータサンK1.0」です。ロータサンは、Stoシリーズの中でも超撥水性能に優れた仕上げ材“ハスの葉効果”と呼ばれる性能を持っています。ハスの葉のように水や汚れが付きにくく、雨によって汚れが流れ落ちやすい特徴があります。

軒の少ない住宅では、外壁が直接雨にさらされやすいため、この性能は大きなメリットになります。

南部町I様邸外壁リフォーム施工中

さらに、耐衝撃性高い弾性耐亀裂性にも優れており、塗り壁特有のひび割れリスク軽減にも配慮されています。

Stoは湿気を逃がしやすい性能を持つため“呼吸する壁”とも呼ばれていますが、日本でも”呼吸する壁”としてよく知られている建材があります。それは「漆喰」です😊

漆喰は、石灰を主成分とした昔ながらの塗り壁材で、湿気を吸ったり吐いたりする“調湿性”自然素材ならではの風合いが魅力です😊しかし、施工方法や下地の状態によってひび割れや汚れが気になるというケースもあります。

一方、今回採用した Sto樹脂や特殊成分を使用した“高性能な塗り壁系外壁材”で、漆喰のように湿気を逃がす透湿性を持ちながら現代住宅に求められる性能面が大きく強化されています。超撥水性能によって雨水をしっかり弾き、汚れが付きにくく、さらにひび割れしにくいなど耐久性メンテナンス性にも優れており、建物を長く守る外壁材として注目されています。輸入住宅直貼り工法の住宅軒が少ない住宅との相性が良いとてもおすすめの塗り壁材です。


金属製の窓を断熱性の高い樹脂窓へリフォーム

今回の工事では、サイディング部分に取り付けられていた金属製の窓も、断熱性能に優れた樹脂窓へ交換させていただきました。

南部町I様邸外壁リフォーム施工中

金属製サッシは熱を伝えやすいため、冬場の寒さや結露、夏場の暑さの影響を受けやすい特徴があります。一方で樹脂窓は、断熱性能が高く、冷暖房効率の向上や結露軽減、室内温度の安定化などにつながります。

南部町I様邸外壁リフォーム施工後

さらに今回は、断熱窓リフォームの補助金対象になりました。近年は国の補助金制度を活用しながら住宅の断熱性能を向上させるリフォームを行う方が増えています。

外壁リフォームと同時に窓性能まで見直すことで、住まい全体の快適性向上にもつながる施工となりました。


【施工後】見えない部分までしっかり補修した安心の外壁へ

完成した外壁は、Sto(シュトー)の手塗りならではの質感が映える、上質でおしゃれな外壁に仕上がりました!見えない部分までしっかり補修これからも安心して暮らせるお住まいになりました😊

南部町I様邸外壁リフォーム施工後

 

また、今回は腐食の原因の1つとなっている屋根瓦と壁の取り合い部分へ新たに水切りを設置しました。

【水切り施工前】

南部町I様邸外壁リフォーム施工前

【水切り施工後】

南部町I様邸外壁リフォーム施工後

これは、屋根瓦から滴る雨水が直接外壁内部へ入り込みにくくするための対策です。

住宅では、「雨を完全にゼロにする」というよりも「雨水を適切に逃がし、内部へ入れにくくする」「万が一入った湿気をため込まない」という考え方が非常に重要になります。

目立たない部分ではありますが、今後同じような状況に陥らないために、こうした防水・排水対策を重視しながらご提案・施工させていただきました。

 

今回の外壁リフォームでは、見た目だけをきれいにするのではなく構造補修・防水対策・雨水対策・断熱窓リフォームまで含めた住まい全体を見直す工事となりました。

南部町I様邸外壁リフォーム施工後

外壁リフォームでは、色だけではなく「湿気をどう逃がすか」「雨水をどう防ぐか」「建物を長持ちさせられるか」が非常に重要です。

今回採用したSto(シュトー)は、デザイン性だけでなく透湿性・超撥水性能・耐久性・メンテナンス性を兼ね備えた、非常に優れた外壁材です。見た目の美しさだけでなく、これから先も安心して暮らせる外壁へと生まれ変わりました。


外壁の違和感、見逃していませんか?

外壁の剥がれやひび割れ、サイディングの浮き、雨だれ、コーキング劣化、室内のカビ臭や結露などは、壁内部劣化のサインかもしれません。

今回のように外からは分からなくても、内部で腐食が進行しているケースがあります。特に輸入住宅や築年数の経った住宅では、早めの点検がおすすめです😊

「うちは大丈夫かな?」そんな方も、ぜひお気軽にTOIROまでご相談ください。あなたのお住まいの状況にあったプランをご提案させていただきます😊✨

この度は、TOIROをお選びいただき誠にありがとうございました😄

こちらのリフォームの詳しい施工費用をご紹介致します😊ぜひ、ご参考にして下さいね♪

 

リフォーム箇所外壁
工期

約2か月

価格

腐食部修繕工事 約55万5千円
Sto(シュト―)左官工事(下地調整、左官手塗り) 約351万円
防水工事(シーリング、雨樋・軒天・鼻隠し・破風板塗装) 約20万5千円
解体工事(外壁、浴室ドア、サッシ等撤去・運搬・処分費含) 約25万円
仮設工事(足場、メッシュシート、養生、トイレ含) 約26万千円
サッシ、浴室ドア、勝手口改修工事(LIXIL樹脂窓EWPG×7枚、LIXILリプラス、浴室ドア、勝手口) 約162万円
電気工事(電気メーター移動、中国電力手続き、配線延長、エアコン脱着、街灯取付け等) 約40万3千円
ストックヤード・ガス設備等脱着 約22万3千円
ガス給湯器エコジョーズ屋外壁掛型(台所リモコン、配管カバー、配管工事) 約20万5千円
諸経費 約64万円
消費税 約78万8千円
合計 約866万円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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